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図書館で借りた『すべての武器を楽器に』を読みました。
8月と言えば終戦だし、今日は長崎の原爆の日だし、
ということと、「楽器」にひかれて読みました。

感想、、なかなか言葉にならないけど、
沖縄生まれ、育ちの人とは、持っている気質的な違いというか、
感覚の違いというか、痛みや傷つきの違いというか、
そういうものがあるかもしれないから、
「すっごい共感できる!」とはなかなか思いにくかったです。正直。
喜納さんの、グローバルな視点と沖縄気質から、
「すべての武器を楽器に」という言葉が産まれたと思うけど、
私にとっての音楽、楽器は、まだまだその視点には至ってないようです。

私の視点はまだまだ小さくて狭くて内向きで。
でも、内向きだからこそ気になる、すべての人に宿る心の闇、
その闇が表になってしまった時の助けに、
音楽や楽器は、なるではないかなと思ったりします。
まあ、音楽そのものに生きるのではなく、
音楽を手段に用いようとしている所は、喜納さんと同じかもしれないですね。
あ、失言!喜納さんは、ミュージシャンとしても精一杯生きていらっしゃるから、
私と同じように考えちゃいけないかゞ

「音楽そのものに生きたいために、仕事を辞めて音楽三昧の暮らしをしているはずなのに、
やっぱり音楽が手段になると考えてしまうなんて、
修行が足りないのか、前職の考え方が染み付いているのか。。」

ところで、前述の本の最後の方に、喜納さんの言葉がたくさん書かれているのですが、
「物事には『絶対』はない。」
これは、私も大いにそうだと思っています。
物事には答えは一つではない、善も良も悪もある、できるもできないも、
早いも遅いも、正しいも間違いも、楽も苦も、、あるのが人生ですよね!! 
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