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ここしばらく、ピアノがうまくなるための本等を読んだりして、
ピアノ発表に立ち向かえるようメンタルを鍛えようとしていますが、
ある本には「音楽になるように演奏する」ということが書かれていて、
これまた目からウロコ、でした。

そもそも作られた音楽を、演奏者は黒子として再生する訳で、
その音楽が言わんとしていることやその美しさを聴いてもらうのが演奏者の主たる役割であって、
演奏者の自己主張は必要ないんですね。
だとしたら、演奏者の勝手な緊張感も必要ない訳です。
そんな物を伝えたい訳ではない。
音楽の素晴らしさ、これを伝えるために「音楽を演じる」「音楽になりきる」、
これが必要なんだ、と気づきました。
そういえば、演奏する人って、黒い服を着ている場合が多いのも、こういうことだったんですね。

「ついつい、自分を出してしまいがちなひとりよがりな演奏。
もし上手なら、『私を見て見て』みたいになりがちな自己顕示欲の強い演奏。
そういうものから解放されたい。
素直に、素朴に、私カラーではなく、音楽そのものを伝えたい。
いや、伝えなければ。」

しかし、いくらそういう気持ちでも、まだ音楽が身体の中に入り込んでいないのは悲しい事実です。
一音間違えれば、うろたえてしまいます。
あと何週間か、音楽そのものになりきれるよう、集中するのみです。。。

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